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>> infoto/ 季節の徒然 書庫

17 JULY, 2008

梅雨はまだ明けてないはずなのに、連日の灼熱。紫陽花はそろそろ枯れ果てそうです。紫陽花といえばアナベル。アナベルといえば、ベルナール・ビュッフェが描いた「水着のアナベル」精悍で、優雅なうしろ姿の水着のアナベルに、かつて、二十歳そこそこの私は心奪われたものです。アナベルという名前の響きも素敵で、それが大輪の白い紫陽花の名前だと知ったときの、更なる素敵さ。それは、記憶の宝物となって、大事に仕舞われることになるんですけれど、先日喜々として撮ったこの白いのは、柏葉紫陽花。全然、アナベルなどではなかったんでした。
12 JUNE, 2008

梅雨まっただなかの東京。紫陽花がきれいに咲いています。ぽつぽつとやさしく降る雨に濡れたらば、花びらも葉っぱも生き生きとうれしそう。洗濯は出来ないわ、自転車に乗って気に入りのパン屋には行けないわで、梅雨時は少々うんざりですが、やはり大切な恵みの雨、ありがたく思うのが本当なんでしょう。本日は雨の中、のんびりした心持ちで、傘をさしてぶらぶら歩くのもまた良し。と早めに出掛けてみたものの、紫陽花の写真を撮っていたら、電車に乗り遅れそうで結局全力疾走・・・自転車に慣れている自分の足の遅いのなんの・・・どんなに走ってもてんで進まない、悪夢をみているようでした。
01 JUNE, 2008

さて。まだまだ先の話だと思っていた展示会も、ついに始まります。どうしてこう、時の経つのは早いんでしょう。もうこの頃は、徒然に写真を撮るのもままならず、このページには季節感のある画像を、と固く誓っていたにも拘らず、とうとうもうずっと前に撮ったものを引っぱり出してのせたりしています。三年以上前の、とある庭園の池。空が池のようで、池が空のようで、鯉が空を泳いでいるようで、今も鮮明に記憶にのこる大切な、美しく色鮮やかな光景。・・・とは反対に、冷たい灰色の雨模様が続いていた東京。もしかして梅雨。
25 MAY, 2008

五月ももう終わり。季節はまるで夏のようで、台風が近づいたり気温が30℃を越えたり、しています。晴れたらば嬉しいはずなのに、わくわくだとか晴れ晴れだなんて気にはとてもなれず、灼熱の日々は、ただただ恐ろしいばかり。地球がへん。洗濯物がよく乾いて、緑が深く濃く、鳥たちが元気なのは嬉しいんですけれど・・・うちの近所ではツバメがびゅんびゅん飛び交っていて、幾つかの巣を確認済み。これから巣立ちまで、それを楽しみに過ごせそう。
15 MAY, 2008

激しい夏日と冷たい雨と薄曇り。爽やかな五月晴れとは、ほど遠い日々。今日はやっと晴れ間が覗いたので、これまでの鬱憤を晴らすべく、私は洗濯三昧でした。鳥たちも今日は、喋りっぱなし。朝早いうちから、いろんな声がきこえてきます。このところずっと気になってるのは、近くの林に棲んでいるウグイス。「ホー…ホケキョゥー…」と、ゆるーく語尾が延びるので。そんなウグイスって初耳。それがなんとも可愛くって、その啼き声を待ち侘びてしまう今日この頃。
21 APR, 2008

東京では桜の開花から早一箇月。あのお祭りのような酔いしれる光景はもう、儚くも跡形もなく・・・今は新緑が盛んで、其処此処が緑のグラデーション豊かです。芝生のある公園、ちょうど良い温度の中、大地の味がする気に入りのパンをかじりながら、私なんかよりもずっとたくさん生きている大きな木の新しく柔らかで清涼な緑を眺める。で、大きく溜め息をつく。自然はなんて大らかで、人はなんてちっぽけで、でも人が持つ宇宙は果てしなく計り知れない。不思議。
30 MAR, 2008

良い落日ならば、ただそれだけで平和だと思う。昼間が、ぽかぽかと温かかったなら尚更。もうこの頃は、蝶が舞い、小鳥はあっちとこっちでさえずり合って、どこかでウグイスが啼き、先週の桜の開花の日、公園の今にも咲きほころびそうな桜の蕾を見ていたら「あっちの染井吉野は咲いてるよ。教えてあげましょうか」と、おじさんがわざわざ案内してくれました。どうやら、桜の咲くのを皆が待ち侘びていた様子。あのおじさんはもしかすると、沢山の人にその染井吉野を教えてあげてるのかも知れません。だってなんだか慣れてたから・・・なんとも平和。
10 MAR, 2008

今年は四年に一度のうるう年。一日、時間を得したようです。とはいえ、特に何も変わってなどいないし、冬はいつのまに過ぎ去って、一度も更新をせずに三月に入ってしまった・・・こないだ春一番が吹き荒れてから、日に日に温かくなっていて、うちの窓枠で冬眠中のてんとう虫も蠢きだしたし、梅が咲き誇って、彼方此方でちらほら花が色づいて、そろそろ桜の開花が気になるところ。これからまた四季が始まります。皆さまのもとに、美しい季節が巡りますように。
05 JAN, 2008

新年あけましておめでとうございます。
元日。東京からは、富士山雲隠れで残念でしたが、二日には真っ白にそびえ立つ、りっぱな富士山が拝めました。長閑なお正月、清々とした気持ちで新しい一年を始められること。日本で生まれ育ったことをありがたく思える嬉しさ。所詮この世は浮世なんでしょうが、今その瞬間、美しいものを見逃さないよう、きちんと地に足をつけて暮らしてゆきたいと思ったりしています。